練習方法

リップロールの効果で歌唱力がアップ!やり方と実践的な練習法を徹底解説!プロ歌手が実践するリップロールの秘訣を教えます!

リップ ロール 効果

 

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リップロールを継続して練習すると
驚くほど声が安定しますよー!

こんにちは!
元ライブボーカリスト@ウタヲといいます。
m(_ _)m

 

@ウタヲ
@ウタヲ
まずは@ウタヲが
リップロールで身に付けた
歌声を聞いてみる!

(低音、高音、コーラス、すべて
@ウタヲがひとりで唄っています)

 

歌を唄うとき…

  • 正しい発声方法
  • 正しい姿勢
  • 呼吸法

この3つは非常に重要な項目です。

これらの基本テクニックに、
さらに高度な技術を習得することで、
より美しい歌声が身に付きます。

その中でも注目されているのが
「リップロール」という
ボイトレ練習法です。

 

ある一定期間、
リップロールで発声トレーニングすると、

声帯の負担を軽減し、高い音域を
安定して唄えるようになります。

そして、
低音から高音までスムーズに発声ができ
上手く声を使えるようになり、

ハードに唄い続けても声がかれにくく
また、疲れにくくもなります。

 

この記事では、リップロールの基礎から、
練習方法や応用方法まで幅広く紹介します。

 

また、リップロール習得の注意点や
有名なアーティストがリップロールの
応用方法も解説しています。

 

  • 本気で歌が上手くなりたい
  • 声域を広げたい
  • さらに高音をのばしたい
  • ミックスボイスを習得したい

このような人には
おすすめの記事内容です。

 

この記事を読んでリップロールを学び、
あなたの歌声を美しく進化させましょう。

この記事でわかること
  • リップロールの効果が
    わかります。
  • リップロールのやり方が
    わかります。
  • 実践的なリップロールの練習法
    がわかります。
  • リップロールのできない原因が
    わかります。
  • リップロールのデメリットが
    わかります。
  • リップロールでミックスボイス
    の習得法がわかります。

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目次
  1. リップロールの効果
    1. 1、唄う前のリラックス効果
    2. 2、低音から高音までスムーズに発声できる
    3. 3、正確な音程がとれる
    4. 4、唄うとき口の使い方が上手くなる
    5. 5、安定した呼気圧を維持できる
    6. 6、疲れにくくなる
    7. 7、喉周辺の筋力アップ
    8. 8、声量、歌唱力のアップ
    9. 9、ミックスボイス(ミドルボイス)の習得が簡単になる
  2. リップロールの基本的なやり方とポイント
    1. 1、顔の筋肉をリラックスさせる
    2. 2、唇を濡らす
    3. 3、上下の歯が自然にかみ合わさった状態にする
    4. 4、上唇と下唇は軽く合わせくっつけて閉じる
    5. 5、唇の形を少し「う」の形にして息を吐く
  3. 歌が上手くなる実践的なリップロールの練習法
    1. 唄うときの正しい姿勢
    2. 腹式呼吸
    3.  リップロールを何秒できるか練習する!
    4. キーの高さを変えてリップロールする
    5. 音程をアップダウンさせる
    6. リップロールで声の大きさを変える
    7. リップロールで歌を唄う
  4. @ウタヲが実践しているおすすめ練習法
    1. 午前と午後、1日2回の練習内容(30分+30分)
    2. 1日1回の練習内容(40分)
  5. 練習を継続するほど大きな効果が生まれる
  6. リップロールにおける注意点
    1. 練習における注意点
    2. 症状における注意点
  7. リップロールができない原因
    1. 息が強く吐けていない
    2. 口の周りに力が入っている
    3. リップロールのできる人、できない人の違い
    4.  長く伸ばすと途切れてしまう
  8. どうしてもリップロールができない人は…
  9.  リップ ロールが逆効果になる
  10. リップロールのデメリット
    1. 声帯への負担
    2. 間違った練習方法
    3. 適切な練習時間
    4. リップロールのやりすぎ
  11. リップロールは日常生活でも役に立つ
  12. アーティストのリップロール使用例
  13. リップロールの効果まとめ

リップロールの効果

 

リップロールの効果は、
声帯に過度な負荷がかかって起こる
発声の不安定さを軽減できます。

リップロールで発声練習をすると、
声帯に負荷をかけない発声法が
身に付きます。

 

声帯にやさしい…

 

@ウタヲ
@ウタヲ
@ウタヲが現役時代、
経験したことですが
ライブなどで歌を連続して
唄うような場合、
1~2曲目は絶好調なのに
3曲目になると
「あれっ、
声がかすれてきた…」
4曲目では、もうヘロヘロ…
なんてことがなくなるよ!

 

また、唇の振動で顎(あご)や首の
緊張をゆるめ、発声に必要な筋肉が
スムーズに動くようになります。

この効果で発声の安定性が向上して
高音やロングトーンで発声が安定しない
という問題を改善できます。

 

上記の実例として、リップロールの練習で
発声の安定性が向上した歌手や声楽家が
たくさんいます。

 

アメリカのポップシンガー

  • アリアナ・グランデ

 

日本のシンガーソングライター

  • 宇多田ヒカル

 

彼女たちはリップロールの練習と
その効果で発声の安定性を
向上させたと語っています。

 

スムーズな発声ができる練習法として
プロの歌手やボイストレーナーには
よく知られているリップロールですが、

ボイストレーニングの土台となる部分で
効果は上記以外にも数えきれないくらいあります。

 

具体的にいうと…

  1. 唄う前のリラックス効果
  2. 低音から高音まで
    スムーズに発声できる
  3. 正確な音程がとれる
  4. 唄うとき口の使い方が
    上手くなる
  5. 安定した呼気圧を
    維持できる
  6. 疲れにくくなる
  7. 喉周辺の筋力アップ
  8. 声量、歌唱力のアップ
  9. ミックスボイスの習得が
    簡単になる

かるく見てもメリットはこれだけあります。

 

結論として…

リップロールは、
発声の安定性を向上させる
効果があるので、

歌を唄うときや発声練習を
するときに取り入れると
非常に効果的です。

ただし、
正しい方法で練習をすることが重要で、
無理な負荷をかけてしまうと、

逆効果になることもあるため
注意が必要です。

 

では下記で1番から詳しく解説します。

 

1、唄う前のリラックス効果

 

唄う前のリラックス
すごく大切!

 

本番で歌を上手く唄うには、
身体全体がリラックスしなくては
本来の能力をフルに発揮できません。

とくに上身体や喉周辺、表情筋
(ひょうじょうきん=顔の表情を作る筋肉)
が硬直してガチガチの状態では、

声をスムーズに出すことができないのです。

 

チキン先生
チキン先生
唄う前、
ウオーミングアップとして
リップロールを2~3分
すれば、喉周辺や表情筋の
緊張がとれリラックス
できるぞ!

 

リラックスした状態での発声は、
本来、自分が持っている能力を十分に
発揮することができます。

声の調子もよくなり、ベストの状態で
スムーズな発声が可能になります。

 

2、低音から高音までスムーズに発声できる

 

なめらかな発声!

 

リップロールで、
パトカーのサイレンのように
音程をアップダウンする練習をすると、

口の周りや舌、喉の筋肉や
声帯の筋力がアップします。

 

声のコントロールがしやすくなり
発声が安定し、

音の高さや強弱を自由自在に
調整することができるようになります。

 

その上、

 

呼気圧(こきあつ=吐き出す息の力)を
コントロールする能力がアップするので

どのようなキーの高さでも
一定に呼気圧をキープできるようになります。

 

その結果、

 

低音から高音まで一定の響きで
ひっかかりがなく、流れるように
スムーズに声を出せるようになります。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
地声と裏声の切り替わりで
声がひっくり返るような
ギャップをなくすことも
効果の一つなんだ!

 

チキン先生
チキン先生
これは下記ので解説する
ミックスボイス習得の
近道にもなるぞ!

 

3、正確な音程がとれる

 

正確な音程で唄える!

 

上記でも解説していますが、

リップロールは、声帯に負荷をかけずに
声を出すことができるため、
発声の安定性をアップさせられます。

 

リップロールで唄う練習をすると
声帯の筋肉をダイレクトに使うので、

声帯だけで正確な音程をとる
練習にもなります。

声帯の筋肉の筋力がアップすれば
自然な状態で無理なく声帯を振動
させられます。

 

声帯閉鎖
(せいたいへいさ=声帯が閉じた状態)や

声帯を開く訓練にもなるので
リップロールで口を閉じた状態でも
音程を合わせられるようになります。

 

また、呼気圧(こきあつ)も安定するので、
唄っているとき正確な音程がとれ、

地声と裏声の切り替えがスムーズになり
体力の消耗が軽減されます。

 

チキン先生
チキン先生
呼気圧については下記の
「安定した呼気圧を
維持できる」で詳しく
解説しているぞ!

 

 

4、唄うとき口の使い方が上手くなる

 

口は声の最終の出口なのです。

 

僕は唇が細いから
リップロール
できないけどね…

 

口を上手く動かせなければ、
せっかく良い声を出せても、

口の動きの悪さで良い声をこもらせて
しまったり、活舌(かつぜつ)が悪くて

歌詞が聞き取りにくくて
台無しになってしまいます。

 

ウオーミングアップでリップロールを
すれば、口の動きが滑らかになります。

口の使い方が上手くなるので、
良い声をスムーズに口の外に
出すことができます。

 

口輪筋の筋力アップ

 

口のところに
口輪筋あるでしょ?

 

リップロールを練習すると
口輪筋(こうりんきん=口の周りの筋肉)の
筋力アップにもつながります。

なぜなら、口輪筋の筋力がなければ
リップロールができないからです。

口輪筋の筋力がアップすると
口の中の空間を自由に変化させられるので
声を響かせることができます。

 

5、安定した呼気圧を維持できる

 

安定した呼気圧

 

呼気圧(こきあつ)とは、
息を吐きだす圧力のこと。

簡単にいえば、吐く息の力のことです。

 

声が出るしくみは、息を吐きだし
声帯を通過するとき2枚のヒダが息で振動し
声が生まれます。

 

声帯を通過する息の力が呼気圧
なのですが、

リップロールや正しい発声方法を
習得していない段階では、

通常、歌声を出す場合、
大きい声や高い声は呼気圧が
高くなります。

つまり、声を張り上げて
しまう状態です。

 

この発声法では、
大きい声や高いキーが連続する歌の場合、

呼気圧を高め声を張り上げて発声するので、
声帯に負担がかかり、すぐに声が
かれてしまいます。

 

リップロールで大きい声や
高いキーの発声練習すると

一定した呼気圧で声を
出せるようになります。

 

声を張り上げずに大きな声や
高いキーが出せると、

声帯への負担が減り、
長時間 連続で唄い続けても

声がかすれず、
楽に唄うことができます。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
呼気圧を一定にさせて
唄うことは、歌を上手く
唄う上で非常に重要なこと
なんだよ!

 

6、疲れにくくなる

 

元気いっぱい!

 

上記の内容に関連しますが、
低音から高音まで声をスムーズに出せるので
無理に声を張り上げることがなくなります。

声帯や喉まわりのストレスが軽減され
無駄な体力を使わなくなるので、
唄っていても疲れにくくなります。

 

チキン先生
チキン先生
特にボーカリストには
ありがたいことじゃな!

 

7、喉周辺の筋力アップ

 

筋力アーップ!

 

リップロールは、口を閉じた状態で
唇を震わせて声を出すので、

声帯の筋肉と喉周辺の筋肉の
筋力アップにつながります。

 

声帯や喉周辺の筋力がアップすると
正確に音程をコントロールする能力が
身に付きます。

 

また、ハイトーン(高音)も
楽に出せるようになります。

 

8、声量、歌唱力のアップ

 

声がよく出るので
強弱がつけやすくなる!

 

リップロールの練習を長期間つづけると
声帯の筋力アップで声質に芯と張りができ
声質がよくなります。

口輪筋(こうりんきん=口周りの筋肉)も
筋力アップするので、口の中の空間を

大きくあけられ、響く声に進化し
結果的に声量が増します。

 

声の強さをおさえる能力も備わるので
抑揚(よくよう)で静かな唄い出しの部分
にも応用がきくようになります。

 

抑揚が使えると、あなたの歌で
聞き手の心を感動させられるので
結果的に歌唱力アップになるのです。

チキン先生
チキン先生
抑揚を使えるのは
非常にアドバンテージが
高いぞ!

 

9、ミックスボイス(ミドルボイス)の習得が簡単になる

 

ミックスボイスが
出しやすくなる!

 

上記の章で、
「低音から高音までスムーズに発声できる」
で解説済ですが、

一定の呼気圧で、
地声の低音から裏声の高音まで、

なめらかに声を出せるようになるので
ミックスボイス習得の近道にもなります。

 

一定の呼気圧で低音から高音まで
スムーズで流れるように声を出せる時点で、

ミックスボイス習得の8割は
達成しています。

 

あとは、出し方のコツを覚えるだけです。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
一定の呼気圧で低音から
高音までスムーズで流れる
ように声をだせるように
なるのが難しいんだよ!

 

リップロールの基本的なやり方とポイント

 

リップロールのやり方!

では、リップロールの基本的な
やり方について解説します。

 

リップロールを行うには、
まず口周りの力を抜き、唇を軽く閉じて、
口から息を吐き出し唇を振動させます。

このとき、唇が「ぷるぷるぷる」と
震えます。

これがリップロールです。

 

リップロールを行うときのポイントは、
以下の通りです。

  1. 顔の筋肉をリラックスさせる
  2. 唇を濡らす
  3. 上下の歯が自然に
    かみ合わさった状態にする
  4. 上唇と下唇は軽く合わせ
    閉じる
  5. 唇の形を少し「う」の
    形にして息を吐く

 

では、下記で順番に詳しく解説します。

 

1、顔の筋肉をリラックスさせる

 

脱力=まぬけ顔

 

表情筋
(ひょうじょうきん=顔の表情を作る筋肉)
が緊張していては唇は震えません。

とにかく顔の筋肉の脱力を心がけましょう。

どうしても顔や口周りがこわばるようなら、
下記で紹介する準備運動を試して下さい。

 

口輪筋の緊張をほぐす

 

声を出さなくていいので、大きく口をあけて

「あ」「い」「う」「え」「お」の形をして
口輪筋(こうりんきん=口の周りの筋肉)を
しっかり動かします。

 

 

「あ」

 

「い」

 

「う」

 

「え」

 

「お」

 

 

口輪筋の緊張を取りのぞき、
筋肉をリラックスさせます。

これを約1~2分 行います。

 

顔全体の筋肉をほぐす

 

続いて顔全体の筋肉をほぐします。

大げさに
「笑う表情」「泣く表情」「怒る表情」
くり返し、顔全体の筋肉を動かします。

 

 

チキン先生
チキン先生
とにかく顔の筋肉を動かそう

 

これも1~2分続けます。

 

顔の筋肉を完全に脱力

 

最後は、
無表情で顔の筋肉を脱力します。

 

ボーっと…

 

上記の口輪筋、表情筋を動かす
ウオーミングアップをすると、
表情筋を脱力しやすくなります。

 

チキン先生
チキン先生
正確にいうと
口輪筋も表情筋の
一部なんじゃな!

 

2、唇を濡らす

 

唇が震えやすいように濡らします。

 

カサカサじゃ
ふるえないよ!

 

@ウタヲ
@ウタヲ
@ウタヲの場合、
唇を舐めまわすよ!(笑)

 

3、上下の歯が自然にかみ合わさった状態にする

 

上の歯と下の歯を軽く噛み合わせます。

 

かるーくね!

 

@ウタヲ
@ウタヲ
強く噛みしめないでね!

 

強く噛みしめると唇にも力が入るので
かるーく、かるーく歯を合わせる感じで!

 

4、上唇と下唇は軽く合わせくっつけて閉じる

 

上唇と下唇を軽く合わせ閉じます。

 

唇もかるーくね!

 

唇に力を入れないで脱力した状態で
口を閉じます。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
唇に力が入った状態では
唇がうまく震えないよ!

 

できるだけ力が抜けた状態で
唇を閉じましょう。

 

5、唇の形を少し「う」の形にして息を吐く

 

唇が震えやすいように
ほんの少しだけ「う」の形にします。

 

「う」の形

 

チキン先生
チキン先生
アヒル口のような形
にするのもいいぞ!

 

そのまま、口から息を吐き出します。

 

リップロールで
唇が震えている状態

 

唇が「ぷるぷるぷる」と震えたでしょう?
これがリップロールです。

リップロールを体感できれば、
声を出してリップロールを
練習しましょう。

 

唇がうまく震えない場合…

 

上記のやり方で唇が上手く震えない場合、
唇の両端を軽く押さえながら
息を吐いてみましょう。

 

唇には力を入れない!

 

画像のように片手でやらなくても
構いません。

両手の指を使って唇の両端を軽く押さえて
息を吐き出してみましょう。

 

 

チキン先生
チキン先生
うまく震えたかな?

 

歌が上手くなる実践的なリップロールの練習法

 

ここからが効果絶大!

 

意識しないで、いつでも唇を
「ぷるぷるぷる」と震えさせるようになれば

下記で紹介する
実際に歌に効果のある実践的な
リップロールの練習法に移ります。

 

その前に、
唄うときの「正しい姿勢」「腹式呼吸」
マスターしておきましょう。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
リップロールは発声練習
なので基本的な姿勢と
腹式呼吸はマスター
しておくと、さらに効果が
アップするよ!

 

 

唄うときの正しい姿勢

 

唄うときの正しい姿勢とは…

  • 背筋を伸ばし
    少し胸を張る
  • 軽くあごを引く
  • 顔は正面を向く

唄うときの正しい姿勢

 

こんな感じです。

 

唄うときの正しい姿勢は…

肺から押し出された空気が
どの器官にも邪魔されずに

声帯を通過して声になり、
スムーズに口の外に
出すための姿勢です。

 

唄うときの正しい姿勢の
詳しい解説は、下記で紹介する
記事を参考にして下さい。
▼   ▼   ▼

 

チキン先生
チキン先生
理解して真似るだけで
習得できるのでコスパは
高いぞ!

 

腹式呼吸

 

そして、もう1つ、

唄うときに必要な「腹式呼吸」ですが、
横隔膜を上下に動かして
肺にアプローチする呼吸法です。

言葉にすると難しいですね…(汗)

 

呼吸でお腹だけが
膨らんだり凹んだりする

 

お腹だけを凹ましながら息を吐き、

お腹だけを膨らませながら
息を吸っていきます。

この時の注意点は…

  • 呼吸のとき肩が上下に
    動かせない
  • 呼吸とともに胸が
    ふくらんだりしない

 

@ウタヲ
@ウタヲ
肩が上下したり、
胸がふくらむと
違う呼吸になるので
注意!

 

腹筋で横隔膜を押し上げ肺を
圧迫させて息を吐き出し、

お腹をふくらませると
横隔膜が下がり、

肺への圧迫がゆるみ、肺に
空気が流れ込むというのが
腹式呼吸の原理です。

 

横隔膜を使って呼吸することで
息を深く吸い込めるようになり
息切れがしにくくなります。

下記で紹介する
「歌が上手くなる実践的なリップロールの
練習法」
で腹式呼吸のテクニックが

必要になるので、この機会に
習得しておきましょう。

 

腹式呼吸の詳しい解説と
習得法は、下記の記事を

読んで理解を深めて
実践して下さい。
▼   ▼   ▼

では、下記で実践的なリップロールの練習法を
紹介します。

 

 リップロールを何秒できるか練習する!

 

さて、何秒できるかな?

 

腹式呼吸を使って鼻から深く息を吸い込み
「リップロール」でできるだけ長く
声を出す練習です。

 

最初は長く続けられるキーの高さ
(低い声でも良い)でリップロールを
できるだけ長く伸ばしていきます。

 

最初は10秒できるか、できないか
くらいだと思います。

練習を継続すると1分くらいは
できるようになります。

 

この練習法で得られる効果は、
肺の中の空気が多い状態や少ない状態でも
同じ呼気圧を維持できる能力がつきます。

この能力がつくと息切れしそうなときでも
芯のある声が出せるようになります。

歌の途中、息継ぎに焦ることもなくなり
安定した歌に成長します。

 

また、驚くほどロングトーンが安定し、
ビブラートでフェードアウトさせたり
テクニックにバリエーションの幅を
持たせられます。

 

リップロールが長く
できるようになると、

下記で紹介する記事に
書かれている美しく安定した

ロングトーンの習得も可能に
なります。
▼   ▼   ▼

 

@ウタヲ
@ウタヲ
@ウタヲも最初は
10秒できなかったんだ。
でも練習を続けて1分以上
できるようになったよ!

 

チキン先生
チキン先生
最終的に1分を目指そう!

 

キーの高さを変えてリップロールする

 

いろんなキーでリップロール!

 

長くリップロールができるようになったら
次はいろんなキーの高さで長く伸ばす
リップロールを練習しましょう。

歌にはいろんなパターンがあります。

どんな歌でも安定して唄えるように
いろんなキーでリップロールを
練習しましょう。

 

さらに高度なテクニック、
バリエーションの幅をもたせ

プロが使うビブラートも
習得できるようになります
▼   ▼   ▼

 

音程をアップダウンさせる

 

低音から高音を
波のように!

 

それぞれのキーの高さでリップロールが
自由自在にできるようになれば、

地声の低音から裏声の高音までを
パトカーのサイレンのように
リップロールを練習しましょう。

 

 

ある程度できるようになると、

できるだけ地声の低い声から、
できるだけ裏声の高い声まで

音域を広くしてリップロールを
練習しましょう。

 

この練習法で得られる効果は、
高音のキーで唄い続けるような
ハードロックやヘビーメタルなど

低音から高音まで、滑らかに声を
つなげることができるようになります。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
ミックスボイスを
習得するときにも
すごく役に立つ
練習法だよ!

 

ミックスボイスに関心の
ある人は、下記で紹介する
記事を読んでみてね!
▼   ▼   ▼

チキン先生
チキン先生
サイレンのリップロールを
継続して練習すれば、
音程のアップダウンが
激しい歌でも高音が楽に
出せるようになるぞ!

 

リップロールで声の大きさを変える

 

 

リップロールで声に強弱をつける練習です。

強く大きな声でリップロールしたり、
小さい声でリップロールの練習を
しましょう。

 

 

この練習の効果は、
声の強弱をしっかり付けられることで

歌に抑揚(よくよう=歌声の強弱)を
つけられ表現力がアップします。

抑揚は、聞き手を感動させる表現力の1つで
ぜひ、身に付けておきたいテクニックです。

 

抑揚についての詳しい解説と
習得方法は下記で紹介する
記事を読んで下さい。
▼   ▼   ▼

 

@ウタヲ
@ウタヲ
リップロールで
抑揚のテクニックも簡単に
身に付くよ!

 

リップロールで歌を唄う

 

リップロールで唄う!

 

上記の章で習得したリップロールが
できるようになれば、最後に
リップロールで歌を唄いましょう。

 

もし、
あなたが唄いたい歌があり、その歌が…

  • キーが高い
  • 息継ぎ箇所が少ない
  • ロングトーンが多い

など歌の難易度が高い場合、
まず、リップロールで唄ってみましょう。

毎日、繰り返し練習して下さい。

リップロールで唄えるようになると、
実際の歌でも簡単に唄えるように
なっているはずです。

 

リップロールは、発声のペース配分や
ハイトーン(高音)を容易に出せる効果が
あるので

難しい歌をクリアするときには、
まず、リップロールで唄う練習が
クリアする近道です。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
@ウタヲも
難易度の高い歌を唄う前は
必ずリップロールで
練習するよ!

 

@ウタヲが実践しているおすすめ練習法

 

 

これは下記の章の
「リップ ロールが逆効果になる」に
書いているのですが、

実は、リップロールだけを練習しても
声帯の発達がかたより、声の質が低下する
可能性があります。

 

なので、

リップロールの練習のあとは、
必ず仕上げの発声練習として、

実際に声を出して歌を唄う練習を
取り入れて下さい。

 

では、実際に@ウタヲが
現役のライブボーカリスト時代から

現在も続けているリップロールを取り入れた
短時間で効果の高い発声練習を
2パターン紹介します。

 

1日2回の練習法
午前の練習30分と
午後の練習30分の練習法

もう1つは…

1日1回、40分の練習法

この2パターンがあります。

 

2種類とも効果は同じなので
自分の生活や仕事のリズムに
合わせてチョイスして下さい。

 

では、1日2回の練習法と
1日1回の練習法の詳しい解説をします。

 

練習のサイクルですが、
自分で声帯の疲労が自覚できるように
なるまでは、

2日連続で練習したら1日休みを取るか、
1日おきの練習にしましょう。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
寝起きすぐの発声練習は
喉を痛めるからダメだよ!
最低でも起きてから
2時間以上は空けてね!

 

では、2種類の練習内容を説明します。

 

午前と午後、1日2回の練習内容(30分+30分)

午前中の練習はリップロールだけの
練習をします。

 

午前中、リップロールの練習だけの理由は

寝起きから間もない時間に声を出す
発声練習をすると、声帯を痛める
可能性があるからです。

したがって、午前中は声帯に負担の少ない
リップロールの練習だけを行います。

午後の練習では、
本格的に歌を唄って発声練習をします。

 

では、下記で詳しく解説します。

 

午前の練習

 

まず、ウオーミングアップで
地声で無理しないキーの高さで
リップロールを行います。

低い声でじゅうぶんです。
(約5分)

次に、低音から高音までを
パトカーのサイレンのように
リップロールを行います。

最初は浅い波のサイレンから
スタートして、少しづつ

限界の低い地声から限界の高い
裏声で深い波でリップロールを
行います。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
低音から高音まで
声の切り替わりが
無くなり滑らかに
つなげられる
ようになり、
声域も広がるよ!

 

(約20分)

 

 

最後に肺活量を上げる練習です。
思いっきり息をすって、
10秒息を止める。

そこから自分の出しやすい高さの
キーでリップロールをできるだけ
長く出す練習をします。

 

チキン先生
チキン先生
美しく安定した
ロングトーンと
ビブラートが
使えるように
なるぞ!

(5分)

 

午前の練習時間、トータル約30分。

これで、午前の練習は終了です。

 

午後の練習

 

午後の練習は本格的に唄い込みます。

できれば「カラオケアプリ」などを使って
唄うといいでしょう。

練習場所は車中、もしくは人のいない場所、
カラオケボックス、バンド練習用スタジオ
などが最適です。

 

まず、ウオーミングアップとして、
地声で張り上げない程度の曲を
1曲唄います。
(5分)

次に、1曲ごとにキーを
高くして5曲唄って
いきましょう。

もしくは、
あなたが上手く唄いたい曲を
5回連続で唄っても良いです。

@ウタヲ
@ウタヲ
1曲ごとにキーを
高くする理由は
声域を広げる
ためだよ!

(25分)

午後の練習時間、約30分。

 

 

1日1回の練習内容(40分)

 

1日1回の練習では40分で完了します。

まずは、リップロールから入ります。

ウオーミングアップで
地声で張り上げないキーの高さの
曲を1曲リップロールで唄います。
(約5分)

次に、低音から高音までを
パトカーのサイレンのように
リップロールを行います。
(5分)

思いっきり息をすって、
10秒息を止める。そこから自分の出しやすいキーで
リップロールをできるだけ
長く出す練習をします。
(5分)

 

次に、1曲ごとに少しづつ
キーを高くして5曲唄って
いきましょう。

もしくは、
あなたが上手く唄いたい曲を
5回連続で唄っても良いです。

(25分)

 

練習時間、約40分。

 

チキン先生
チキン先生
1日1回の練習の方が
練習時間が短いが40分
連続で行うため、こちらの
ほうが疲労は大きいぞ!

 

喉に違和感や痛みがあったり、
声のかすれが治らない時は、

「うがい」をして「薬用のど飴」を
舐めて休みましょう。

練習再開は完全に治ってから
にして下さい。

症状が長く続くようなら
耳鼻咽喉科で受診しましょう。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
無理して練習すると
声帯結節やポリープなど
喉の病気になるので
注意しようね!

 

練習を継続するほど大きな効果が生まれる

 

上記の
「@ウタヲが実践しているおすすめ練習法」
を長期間 続けると自分でも驚くほど
効果を実感できるでしょう。

 

とくにハイトーン(高音)で唄う曲の場合

ファルセットの高音キーで
リップロールを
1年くらい続けていると、
ハイトーンでかなりの安定感が出てきます。

 

ハードロックやヘビーメタルのジャンルの
ボーカリストはハイトーンの発声が
続くスタイルなので、

こういう人にはぴったりの練習法です。

 

 

バンドでボーカリストをしている人は
ライブの日によって好不調の波が
少なくなり、

2~3曲目以降 声がかすれて
ヘロヘロになることがな無くなります。

 

カラオケで連続して唄う人も
2~3曲で声がかれてしまうことが
なくなります。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
@ウタヲは半年以上続けて
効果が出てきたと
実感したよ!

 

ヘビーメタルバンドのラウドネスの
ボーカリスト二井原実さんと

B’zの稲葉浩志さんの対談でも
同じような内容を語っています。

約1時間の動画ですが、
リップロールの効果を知りたいあなたには、
この動画はお役に立つでしょう。

 

ハイトーン(高音)の歌をメインに
歌っているボーカリストは継続して

リップロールを続けると
かなりの効果が期待できます。

 

リップロールにおける注意点

 

リップロールの練習において、
なれるまで下記で紹介する内容を
しっかり理解して行ってください。

声帯の負荷を軽減する練習法とはいえ
方法を理解せずにやりつづけると
声帯のケガのもとになります。

 

チキン先生
チキン先生
何事も基本的な
知識を身に付けておく方が
いいぞ!

 

練習における注意点

 

リップロールは、ボーカルトレーニングに
欠かせない効果的な練習方法ですが、

正しい方法で練習しないと、
声帯に負担をかけてしまいます。

下記の点に注意して、
リップロールを練習しましょう。

 

過度な力を入れない

リップロールは唇を震わせて
適度に声帯に負荷をかける練習方法です。

 

過度な力を入れる唇や声帯に
負担をかけてしまいます。

力を入れ過ぎないよう、
適度な力で練習しましょう。

 

姿勢に注意する

リップロールの練習をするときは、
正しい姿勢で行うことが非常に重要です。

  • 背筋をのばす
  • 軽く胸をはる
  • 顔は正面を向く
@ウタヲ
@ウタヲ
この状態で鼻から
息を吸い込み息を
吐き出すとリップロールが
しやすくなるよ!

 

適度な練習量にする

リップロールは、1日の練習時間を
少しづつ増やしていくことが大切です。

最初は数分から始め、
少しづつ練習量を増やしていくように
しましょう。

 

繰り返し練習する

リップロールは
練習を繰り返すことが重要です。

最初は、うまくできなくても、
繰り返し練習することで、
少しづつできるようになります。

 

練習が苦手な場合…

  • テレビを見ながら行う
  • 音楽を聴きながら
    練習する

など、
リラックスして気楽に行いましょう。

 

チキン先生
チキン先生
継続することが
最大の効果を生むぞ!

 

以上の注意点を守りながら、
正しくリップロールを練習することで、

効果的なボーカルトレーニングを
実践しましょう。

 

症状における注意点

 

心地いいと感じる範囲内で行う

無理をすると喉に負担がかかり、
声帯にダメージを与る可能性があります。

 

疲れたら休憩する

無理な練習を続けると逆効果になります。

 

喉が痛くなった場合、
練習を中止しましょう。

痛みがある場合は、
声帯の炎症の可能性があります。

無理をして練習を続けることは、
回復をおくらせるので、

痛みがあるときは練習を中止し、
休息を取ることが重要です。

 

上記の注意点を守って、
正しいやり方でリップロールを練習すると、
効果的に発声能力をアップさせられます。

 

リップロールができない原因

 

上記の記事を読んで実践しても
リップロールがうまくできない人は、

もう一度、
「リップロールの基本的な
やり方とポイント」を見なおしましょう。

 

リプロールができない原因は
主に2つです。

  • 息が強く吐けていない
  • 口の周りに力が入っている

リップロールを習得するときは、
力を抜いて唇を震えさせることだけを
考えましょう。

 

息が強く吐けていない

 

リップロールは息を吐くことが必要なため
呼吸のコントロールが重要です。

 

息が強く吐けていないと
唇は震えません。

唇が震えるまで思い切って
強く息を吐いてみましょう。

初めてリップロールを行う場合には、
短時間で行うことから始め、少しずつ
練習時間を増やしていくことが大切です。

 

まずは、体感することが重要です。

 

口の周りに力が入っている

 

口の周りが力んでいると
唇が震えません。

上記の「顔の筋肉をリラックスさせる」
章を読んで口の周りに力が入らないように
する練習からやり直しましょう。

続けていれば必ずできるようになります。

@ウタヲ
@ウタヲ
今のあなたにピッタリな
わかりやすい動画が
あるので紹介するよ!

 

下記の動画を参考にして下さい。

 

リップロールのできる人、できない人の違い

 

人によっては簡単に習得できる人もいますし
なかなか習得できない人もいます。

ここまで記事を読んでもリップロールが
できない人も、なかにはいるでしょう。

 

でも大丈夫!
心配する必要はありません。

なぜなら、普段の生活習慣が
大きくかかわっているからです。

 

では下記で詳しく解説します。

 

リップロールが簡単にできる人

 

リップロールを簡単に習得できる人の
生活習慣とは…

  • 大きな声で笑う
  • 大きな声で話す
  • よくカラオケで
    歌を唄う

 

日常生活で感情を表に出して
大きな声で笑ったり、話す人は、

自然に腹式呼吸ができていたり
口輪筋の筋力が備わっているので、

リップロールに必要な条件が
満たされているからです。

 

なかなかリップロールができない人

 

日常生活で会話が少ない人、
感情を表に出さない人は…

  • 声帯の筋力の退化
  • 口輪筋の筋力の
    退化
  • 呼吸が不安定

 

リップロールに必要な筋力が
備わっていないのでできません。

 

しかし、落ち込む必要はありません。

 

毎日、リップロール習得の練習を
続けていれば、声帯と口輪筋の筋力が
アップしできるようになります。

 

チキン先生
チキン先生
筋トレと同じじゃな!

 

 長く伸ばすと途切れてしまう

 

リップロールの練習をはじめたころ、
長くできない原因は呼気圧が
安定していないからです。

吐き出す息の量にムラがあると
吐く息が弱いとき、リップロールが
途切れてしまいます。

 

毎日リップロールを練習すると
呼気圧が安定していくので、
途切れずに長く続けられるようになります。

 

どうしてもリップロールができない人は…

 

上記で紹介した習得方法でも
リップロールができない…

または、
練習の効果が表れないという人も
いるでしょう。

独学では自分自身を正確に分析することが
難しいと思います。

 

そんな時は、
リップロールの習得方法と
実践的な練習方法を学ぶだけでも

ボイトレ教室でレッスンを受けることを
おすすめします。

 

なぜなら、
プロの講師が、あなたの状態を
目の前でしっかりチェックし、

適切なアドバイスをしてくれるので
確実に成長できるからです。

また、自分でも気づかない部分も
見つかるので効果絶大です。

 

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レッスンを受けるとわかりますが、
ボイトレ教室の講師はすごくフレンドリーで
楽しくレッスンが受けられます。

しかも、レッスン内容が濃いので
あなたの成長は非常にはやいです。

一度は体験してみるといいですよ。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
百聞は一見に如かず!
まずはボイトレ教室で
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素晴らしさがわかるよ!

 

 リップ ロールが逆効果になる

 

リップロールは声帯の負荷を軽減し
振動を安定させる練習法です。

しかし、これだけを練習しても
実際に唄ってみると目に見えた効果が
あらわれないでしょう。

 

リップロールだけをやり続けても
仕上げに、実際に声を出して発声練習を
行わなくては意味がありません。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
だから、
「@ウタヲが実践している
おすすめ練習法」では、
リップロールと実際に
唄う発声練習をセットに
しているんだよ!

 

リップロールだけをやり続けると、
声帯にかたよりができます。

逆に声の質が低下する可能性があるのです。

 

正しい方法で行えば効果的な練習法ですが、
誤った方法で行うと逆効果になります。

声帯を鍛えるためには、リップロールを
取り入れた複数の発声練習法を
バランスよく行う必要があります。

 

リップロールのデメリット

 

リップロールは正しい使い方をすれば、
多くのメリットがありますが、
逆にデメリットもあります。

良い練習法だからといって
多くやれば、それだけ大きな効果が
得られるというものでもありません。

上記でもいいましたが、
リップロールの練習だけでは、
デメリットでしかありません。

必ず、実際に唄って発声する練習と
セットで行う必要があります。

 

では、下記で詳しく解説していきます。

 

声帯への負担

 

リップロールは、リラックス効果や
喉の筋肉を鍛える効果的な練習方法の
ように思えますが、

極端にリップロールを繰り返すことで、
声帯に負担がかかるケースがあります。

 

声帯に過剰な負荷をかけ続けると、
声帯の炎症や声のかすれにつながる
可能性があります。

 

@ウタヲ
@ウタヲ
必ず適度な休憩を
入れようね!

 

間違った練習方法

 

リップロールで練習するとき、
正しい姿勢腹式呼吸ができない状態で
無理なハイトーン(高音)に

挑戦しすぎると声帯に大きな負荷が
かかります。

 

リップロールの効果を最大にするには、
正しい姿勢腹式呼吸を身に付けてから
実践的な練習をしましょう。

 

適切な練習時間

 

リップロールは、長時間行うと
疲れやストレスがたまります。

1日数回の練習は問題ないですが、
1回の練習は長くて30分以内に
とどめましょう。

 

リップロールのやりすぎ

 

リップロールをやりすぎると
喉や口の筋肉に疲労が蓄積します。

疲労が蓄積した状態で声を出すと
声が裏返ったり、不自然な声が出る
原因になります。

この状態でさらに練習すると
喉の痛みや声のかすれ、声帯結節など
喉の病気になる可能性もあります。

 

そしてもう1つ、
リップロールのやりすぎは声の高さや
音域を制限する可能性があります。

リップロールを練習しすぎると、
低音域にかたよりができてしまいます。

 

正しい方法で練習し、適度な量で行うことが、
リップロールを効果的に活用するために重要です。

 

長くても1回30分で終了しましょう。

 

リップロールは日常生活でも役に立つ

 

リップロールは、発声練習だけでなく、
日常生活でも役立つこともあります。

例えば人前で話すと緊張する人は、
緊張が高まってくると、

声帯や呼吸器官が硬直し、
声が震えたり途切れてしまいます。

 

人前で話す前にリップロールを行うことで
口周りの筋肉がほぐれ、呼吸が深くなり、
声が出しやすくなります。

 

アーティストのリップロール使用例

 

リップロールは…

  • ジャズ
  • ポップ
  • クラシック
  • オペラ

いろんなジャンルで使用されています。

例えば…

ジャズシンガー

  • アン・ハムプトン・カルロウ
  • マデリーン・イーリー

 

ポップスシンガー

  • スティービー・ワンダー
  • ボビー・マクファーリン

 

クラシック歌手では、

  • ルチアーノ・パヴァロッティ

 

オペラ歌手

  • アンナ・ネトレプコ
  • ロレンツォ・アルヴァレス

 

これらのアーティストたちは、
実際にリップロールで歌を披露しています。

 

また、
話し声の改善にも役立ちます。

人前で話すことが職業である…

  • 営業職
  • 教師
  • 弁護士

リップロールを練習し、話す声の響きを
改善することで、相手に与える印象を
アップさせられます。

 

リップロールの効果まとめ

 

リップロールは、ボイトレに重要な
テクニックであることがわかりましたね。

正しい方法で練習すると、
発声テクニックのレベルアップに
役立ちます。

リップロールは歌だけに限らず、
スピーチにも役立ちます。

リップロールをマスターし、
適切な方法で練習することで、
より美しい声に成長させられるでしょう。

 

では、おさらいです。

  • 唄う前にリップロールを行うと
    リラックス効果がある
  • リップロールを練習すると
  • 低音から高音までスムーズに
    発声ができるようになる
  • 声帯に負荷をかけずに
    声を出すことができるため、
    発声の安定性が向上し
    声帯だけで正確な音程が
    取れるようになる
  • 口輪筋の筋力がアップし
    唄うとき、口の使い方が
    上手くなる
  • 低音から高音まで安定した
    呼気圧を維持できるようになる
  • 声帯に負担をかけない歌い方が
    できるので唄っても
    疲れにくくなる
  • リップロールの練習は
    喉周辺の筋肉の筋力アップに
    効果があり正確な音程や高音を
    楽に出せるようになる
  • リップロールを長期間
    つづけると声帯の筋力アップで
    声に芯と張りができ声質が
    よくなり声量もアップする
  • 低音から高音まで滑らかに
    声を出せるようになるので
    ミックスボイスの習得の
    近道にもなる
  • リップロールのやり方は
    まず、顔全体の筋肉を
    リラックスさせる
  • 力を入れずに軽く口を閉じ
    口の形を「う」にする
  • この状態で口から息を吐くと
    唇が「プルプルプル」と
    振動する
  • 実践的なリップロールの練習は
    唄うときの正しい姿勢、
    腹式呼吸を身に付けておく
    必要がある
  • リップロールをできるだけ長く
    できるようになると、
    肺に空気が多くても少なくても
    一定の呼気圧を維持できる
    また息が長く続くので
    唄っていても息切れの心配が
    なくなる
  • リップロールで声の大きさに
    変化をつけたり、声の高さに
    変化をつけると、どんな歌でも
    声が出るようになる
  • リップロールで地声の低音から
    裏声の高音までをパトカーの
    サイレンのように練習すると
    ミックスボイスの習得に
    役立つ
  • 難しい歌は、まず、
    リップロールで唄ってみると
    スタミナのペース配分が
    できるようになる
  • @ウタヲおすすめの練習法は
    午前中にリップロールを30分
    夕方に歌の練習で30分の
    1日2回の練習法と、
    リップロールから歌の練習まで
    1回40分の練習法がある
  • リップロールは長期間
    やりつづけるほど効果がある
  • リップロールも、やりすぎると
    逆効果になることもある
  • リップロールは、
    人前でのスピーチ前など
    日常生活でも役立つ
  • リップロールは、
    プロのアーティストも実践する
    ほどの効果絶大なボイトレ方法
    である

リップロールの正しい方法を身に付け
長期間やり続けるほど、効果が出てくる
ボイトレ方法です。

是非、あなたも身に付け
歌に磨きをかけましょう。